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通貨コードの話
サクラがいなくなって、二人の食事は静かです。テレビは箱だけで、映らないし。

特に話題もなく朝食が始まりました。そのとき、

「ここで、突然ではありますが・・・」連れ合いが口を切りました。(この言い方がおかしい)
以下、食べながら長い話が続きます。
通貨コードの話_c0039924_2150929.jpg
「各国の通貨をアルファベット3文字で表す通貨コードってのがあるんだけどさ。たとえば日本はJPY、アメリカはUSD。3文字のうち最初の2文字は国名、Yは円、Dはドルってわけだよね。ところがスイスの通貨コードは、CHFって言うんだ。最後のFはフランだとして、どうしてCHがスイスなのか、それが気になって、さっき調べたんだ。
CHのHは、HELVETICA(ヘルヴェティカ)っていうフォント(字体)があって、それと関係あるみたいだけど、ラテン語由来の言葉らしいから、フランス語にそんな言葉があるかどうか調べてくれない?」
(イギリスポンドのGBはGreat Britainの略)
要するに、HELVETICA(ヘルヴェティカ)に相当するフランス語では、どんな意味なのか知りたいらしい。

さっそく、パンを投げ出して(笑)、辞書で調べました。ありましたよ。helvétique(エルヴェティック)

helvétique(エルヴェティック)とは、公式文書で使う[スイスの]という意味でした。そして、
Confédération helvétique がスイス連邦の正式国名だとわかりました。
(ちなみにConfédérationは連邦という意味です)

だから、スイスの通貨コードは、CHFというわけです。

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今世界を金融危機が覆っています。ドル安・円高などの通貨不安、株価の大暴落など。

アメリカから起こったこととはいえ、対岸の火事というわけにはいきません。アメリカの証券会社の経営破たんが、日本の企業にも影響が及び、直接関係のないパートさんや派遣社員が突然解雇を言い渡される事態が起きています。

世界中の知恵と勇気を集めてなんとかしなくては、希望を捨てずに・・・・

世界史でしか知らなかった世界恐慌が起こったのが、奇しくも79年前の1929年10月24日だったんですね。
by sakura_nsmr | 2008-10-25 21:58 | 家庭と暮らし
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