ときどき通る場所にいちょうの木があります。秋には黄金色に輝きます。
その前に、ギンナンを落としてくれます。
今年は例年より早めのようで、10月初めにもう落ちていました。
いちょうの木の下で、地元の年配の女性が腰かけていました。
「銀杏を拾ってもいいですか」 「いくらでも。道に落ちたのだけでなく、こっちの方のも拾って」
ゲートボール場の中(と言っても脇から入れるのだけれど)へ、招き入れてくれました。
「拾って何するの?」 「食べるんですけど。茶碗蒸しとかご飯とかに入れるんです」
女性の話では、「あんまり食べないねぇ。」 わー、もったいない。
落ちてる銀杏をできるだけ拾いましたが、まだ木に生っていたのもかなりありました。
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水の中で、種を出し、乾燥させれば保存がききます。
缶詰の銀杏とは比べものにならないくらいのきれいな色とモチモチ感がたまらないのです。