タイトルに惹かれて借りてきた「あなたの帰りがわかる犬」
ルパート・シェルドレイク著、田中靖夫訳。2003年発行:工作舎
動物には私たち人間の感覚を超えた知覚能力を持っているものがいることを、調査研究で結論付けたものです。ただし、その評価は分かれており、疑似科学とみなしている科学者もいるそうです。
その論議はともかく、今日借りてきたばかりでパラパラとめくってみました。確かに興味深い逸話というか、実話がたくさん載っています。
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この本の一節に「カウンセラーとしてのペット」というのがあります。人は動物に話しかけたり、時には悩みを打ち明けたりします。
一般によいカウンセラーと言うのは、「誠実で、正直で、共感的であり、批判をせず、よく耳を傾け、あまり多くを語らず、完全に守秘義務を守る」とされている。
この特質こそ、犬が持っているものであるということです。
確かに言えてます。決してよそへ行っておしゃべりしないし、じっと聞いているだけ、口は固い。犬は優秀なカウンセラーかもしれないなぁ。
その一節の最後には、動物が提供できる最大の才能は、どんな人でも愛する能力であるとあります。人種差別や外見などで区別しないものね。えらいよね。
「犬の愛に嘘はない」って、嘘ではないですね。(笑
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ところで、うちの愛すべき犬・あずきは、オトーサンが帰ってくると(ピンポンを押すと)、ず~~~っと待ってたよという顔で、玄関に出迎えます。(演技がうまいのか?)
でも、帰りがわかってるようには見えないんだけどなァ。見えないふりをしてるだけだろうか(笑