シャワートイレ(INAX製)のリモコンの調子が悪い、と言って、連れ合いがリモコン外して調べている。
震災以来、節電でリモコンの電源を切っていることが多かったので、私は気が付かなかった。
裏を見ると、電池が溶け出している。危ない・危ない。きれいに拭いて電池を入れ替えたけれど、やはり調子が悪く、リモコンが働かないと言う。
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仕方がないので、数社のメーカーが共同で出資しているサービスセンターにリモコンを持って行った。受付の女性が、メーカー側に電話を繋いでくれた。テレビ電話だ。
なんと、サービスセンターではメーカー側とテレビ電話で相談に応じている。
電話の向こう側の担当者が聞いてくる質問に、連れ合いはリモコンをモニターにかざしながら、説明している。こんなやり方初めてで、「へぇ~~」と感心した。
5・6年前のものだと思っていたのだが、10年も経っていた。電池交換をいつしたか覚えていない。
古いのでもう部品もないらしく、家に帰ったら、コンセントの或るところを見てください、それでダメならまた電話を、と言われて帰ってきた。
帰宅後、コンセントに差してあるプラグのボタンを押すと、「動いた~」
そのボタンというのは、「漏電保護プラグ」というもので、掃除のときにあやまって、ボタンを押してしまったらしい。それで、リセットボタンを押したら、ちゃんと作動したというわけ。
電池が溶けだすまでほっとくなんて、危ないんだけれど、リモコンの不具合ではなく、ただ漏電保護プラグのリセットボタンを押せばいいだけだったのだ。