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地震のとき、動物たちは?
3.11の地震と津波から、半年になろうとしています。福島原発の事故が重石となって、復興は思うように進んでいませんね。

一方、先月ですがアメリカ東海岸でもマグニチュード5.8の地震がありました。100年ぶりとか。
地震に慣れていないアメリカ東部では、かなり混乱したようです。





少し大きな地震だと、テーブルの下にもぐるあずきですが、地震が発生する前に何かシグナルを出してくれるといいのになぁといつも思っていました。

アメリカ東部の地震では、動物たちがどんな様子だったかを、スミソニアン国立動物園が発表しているそうなので、その記事を転載させていただきます。(もちろん日本語のサイトからです)英語わかりません。



以下、「ワールドペットニュース」からの引用です。

同規模のものでは約100年ぶりという、現地時間23日のアメリカ東海岸の地震。マグニチュード5.8のこの地震により、首都ワシントンも一時的に大混乱したことはすでに報道されているが、一方で動物たちの反応はどうだったのか? 現地の動物園がそのときの様子を公式サイトで明かした。

 スミソニアン国立動物園が24日に発表したプレスリリースによると、同園は地震発生直後に園を閉鎖し施設内のチェックを行ったが、幸いにも動物や建物に被害は見られなかったそうで、園内に残っていた来園者やスタッフにも怪我人はいなかったという。

 ワシントン市内の震度がどの程度かは不明だが、一部報道によれば震度3~4程度の揺れを感じたともいわれているから、市の中心部からわずか5キロほどの距離に位置する同園も、おそらくそれなりの揺れを感じたはず。飼育スタッフも、普段とは違う事態の発生に、多くの動物たちが通常とは違う行動を見せたとしている。

 なかでも反応が顕著だったのはサル科動物たちだ。アカエリマキキツネザルは地震発生の15分前に警告の鳴き声をあげ警戒を始めたほか、ちょうど食事時だったゴリラやオランウータンのなかには、発生数秒前に突然食べるのをやめ、高台に避難したものもいたという。

 また、ハネジネズミは巣に閉じこもったまま食事の時間にも姿を見せなかったり、水のかく乱が原因でイカも餌を食べなくなるなど、一時的に食欲低下の様子を見せた動物もいたそうだ。

 一方で、なかには比較的反応が薄かった動物も。ライオンの群れは揺れの発生と同時に全員が立ち上がり周囲の建物に警戒する様子を見せたものの、数分で落ち着きを取り戻し、ジャイアント・パンダにいたってはまったく無反応だったとか。

 そのほかの動物たちの様子の抜粋は以下の通り。おそらく多くが生まれて初めて体験する地震にビックリはしただろうが、怪我をしたものがいなくて何よりだ。

<フラミンゴ>
発生直前に一箇所に集まり、揺れが収まるまでダンゴ状態に群れていた

<ヘビ類>
通常はほとんど動かない時間帯だったにもかかわらず、すべての固体がニョロニョロとうごめいていた

<ビーバー>
食事をやめ、後ろ足で立ち上がり周囲を警戒したのち、すぐさま水中に避難したが、小一時間後には陸に上がり、食事を続けるものも見られた

<シカ類>
全頭が飼育小屋から飛び出し、興奮した様子を見せたほか、メスのターミンジカ(インドやタイなどに生息するシカの一種)の群れは発生直後に警戒の鳴き声をあげ、しばらくは飼育スタッフのそばでかたまっていた

by sakura_nsmr | 2011-09-09 22:20 | ペット
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