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北欧2首都 ズボラ旅(17) フェリーの優雅な(?)旅1
帰国前日は、フェリーでヴァクスホルムという町のある島へ行くことにしました。
ここには、木造の古い町が残っているらしく、リゾート地でもあると、ガイドブックに書いてありました。ヴァクスホルムまで、フェリーで1時間、終点下車とありました。

快晴の朝10時、出発。終点で降りればいいんだと、船旅を楽しんでいました。
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小さなたくさんの島に寄りながら行くらしく、船着場では人の乗り降りがありました。

乗客の中には乗るなり早速ワインを開け、お料理をパクつく人もいます。ホテルで朝食を済ませた私たちはコーヒーだけ飲みました。

揺れもなく、きれいな景色や風を感じて最高でした。
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途中立派な帆船とすれ違うとき、アナウンスを聞いたまわりの人たちが甲板へ駆け寄って行きました。言葉がわからないので、定かではないのですが王室の帆船らしかったです。
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 11時半過ぎてもヴァクスホルムに着きません。“こっちの人はのんびりしてるんだろう。とにかく終点で降りればいいんだから” そう思っていました。

でも、なんだかヘン。食事をする人がどんどん増えるんです。終点が近いはずなのに・・・・

しばらくたって気になって、スタッフの人に地図を見せて聞いてみました。

「今どこですか」 指差したのはヴァクスホルムのずっと先でした。エーッッッ、目が点になりました。

これからまだズーっと先の島まで行くとのこと。そこまで行って、また同じフェリーに乗れば、7時にはストックホルムに戻ってくると言う。

今日中には帰れると思って一安心はしたのですが、ほかの方法はないか聞きました。
「あと30分乗ったところで降りたら、バスがあって、フェリーがあって○×?○×というところまで行けば、ストックフォルム行きのバスがあるから、3時間半で帰れる」

よくわからないけれど、そんなことを言われたらしい。ただし、バスは日に数本しかないという。

バスで帰ることにして、とりあえず追加料金を払いますといったら、こちらもヴァクスホルムで気をつけていなかったからと、追加料金は要らないといわれました。忙しい中、バスの時刻も調べてくれました。本当に親切にしてもらいました。旅で親切にされると、ほんと感激します。

バス便のある島の船着場に着いたら教えてもらうことにして、さらに30分ほどの余分の船旅を楽しみました。ちょっぴり不安な気持ちも乗せて。(つづく)

一語一絵
追加料金(男性)
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最近よく話題になるサプリメントは<補充>というような意味です。
by sakura_nsmr | 2005-09-05 21:53 | 北欧の旅
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