小さな公園の近くまで来ると、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきました。
外遊びに絶好の季節です。低学年の子どもたちがサッカーに興じていました。
簡便なゴールが置いてあり、子どもたちはユニフォームを着て、さらに指導者らしい男性2人が子どもたちに指示を出していました。
単なる遊びではなく、ならいごとのサッカーでした。公園脇には数人のお母さんも。
私たちの子ども時代の、ガキ大将を頂点とした自然発生的な遊びはもうできない時代なんですね。
いろいろな危険も多いので、仕方ない面もあると思いますが、誰か指導する人がいないと動けないというのも、ちょっと問題ありかなぁと感じた夕方でした。
似たようなことは、小学生だけでなく、大学でもみられるようです。
新聞記事によると、大学で「体育」を復活して、しかも必修にしようとの動きがあるそうです。
運動不足の学生が増えたこと、だけでなく、教室内の授業だけでは人間関係をうまく作れない学生が増えているので、軽い運動を通じて、ほかの学生とかかわれるようにしたいという、学校側の思惑もあるんだとか。
また、「自由と放任」で知られる早稲田大学も、これからは「面倒見のいい大学」へ変身するそうだし。
小さいときから手取り足取り、歩く先をほうきで掃いてあげるような「お子様のお取り扱い」
いいのか悪いのか。
少子化だから大事大事になるのは仕方ないんだろうか。ズボラーのボヤキでした~。