公園の片隅で、小学校中学年くらいの女の子5人が、馬跳びをしていました。
5人のうち4人が馬になり、1人がその馬を飛び越して行き、順番に馬になっていくというものです。
これは場所も道具も要らず、誰もが順番に飛べます。自然に体も動かします。
しばらく見ていました。最近、何人が群れていても、それぞれがゲーム機に向かい合い、昔のような仲間遊びとは違うなぁと思っていましたから。
私たちの子供時分は、外遊びはたっくさんありました。馬跳びに近いものに馬乗りもありました。馬と乗り手の2チームに分かれ、跳び箱を飛ぶように重なるように飛んで行きます。馬が揺らすので落ちないようにしがみついたりして、なかなかスリルのある遊びでした。
こういった遊びは、数人ではできないことです。ガキ大将がいた下町ならではかもしれませんが、年齢も性別も違う子供たちが、一つの遊びに夢中になれて、とっても楽しかったなと懐かしく思い出しました。
一語一絵
馬跳び
ふらんす語 saute-mouton ソートムトン
moutonは、ひつじですから直訳すると、羊飛びですねぇ。