市販されている牛乳は、ほとんどは何らかの方法で殺菌されています。大腸菌も死ぬけれど、有用菌も死んでしまいます。
しばらく前からちょっと気になっていた、殺菌されていない牛乳というのをきょう初めて買いました。どんなものか飲んでみたかったのです。
正確には、搾ったままの牛の乳を生乳というそうです。
家からひと駅のスーパーに、土曜日だけ入荷します。開店して30分後位に行ってみたら、1本だけ残っていました。
北海道の「
想いやりファーム」という牧場で牛にストレスをかけず、牛の立場に立って育てた健康な牛から搾った乳を、無殺菌のまま、瓶詰にしたものです。
ビンの紙ブタを取ると、クリームが固まっています。飲んでみると、牛乳ってこんなにサラッとしてたの?というくらい、さらっとした飲み口です。でもほんのり甘く、コクもあります。
私は、牛乳ってビンに白く残るほど、濃くて良い牛乳だと思っていました。目から鱗です。
良い状態で育てた牛の乳は、殺菌する必要がないというわけです。
ビン入り生乳は、おいしい、体に良いのはわかる。だからたまには本物を飲んでみたいと思うけれど、そうしょっちゅう買うわけにもいかないなぁ。
ちなみに720ミリリットル入り1050円でした。