昨日読んだ「環境異変」の本。その終わりの方に載っていたコラム、「海と森のエコラベル」
こんなラベルがあるなんて知りませんでした。
海のエコラベルについて
資源管理に配慮し、環境保全に気を配り、持続可能な漁業であると審査のうえ認められると、「海のエコラベル」を張ることができるというもの。そのロゴが右です。魚をデザインしているそうです。
審査・認定するのは、英国に本部を置く非営利の独立した第三者機関、MSC(海洋管理協議会)という国際機関。
消費者がそのマークの付いている製品を選んで買えば、環境に配慮した漁業者・水産業者が評価されるということになります。
日本では、大手スーパーのイオングループや、明治屋、紀ノ国屋などであつかっているそうです。
森のエコラベルについて
同じように、違法な伐採などをせず、持続可能な森林経営をしていると、国際機関から認められると、その木材や紙製品などに、張ることができるのが森のエコラベル。左がロゴです。
その国際機関は、海の場合とおなじ非営利の独立した第三者機関の、FSC(森林管理協議会)。本部はドイツです。
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このようなラベルやロゴは見たような見たことないような・・・・。要するにあまり知られていないのか、気がつかないだけなのか。このような製品を扱っているお店に行ったら、さがして見よう。FSCマークのついたコピー用紙がすでに売られているとか。
海のエコラベルにしても、森のエコラベルにしても、本部は英国とドイツ。どちらも動物愛護の先進国。
人間にしても、動物にしても、命を大事にするというのが根っこのところにあるからなんだろうな。