あみだくじって、誰でも知っていると思います。
人数分の縦線に、適当に横線を増やして、当たりとか、当番とか、分担とかを決めるあれです。
でもなんで、あみだくじっていうのでしょう。
もともとは、放射線状のくじで、中央にたとえば当たりがあって、その形が阿弥陀如来の後光に似ているところに由来するそうです。 それで納得です。
このあみだくじ、日本固有のものだそうで、すでに室町時代からあったんだって。
その時代の人たちが、こんなことをしてたのかと想像するのも楽しいです。
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室町時代のあみだくじよりもっとすごいと思ったのは、440万年前の最古の人類の化石から全身像を復元したというニュースです。もう数日前のニュースですが…・。
ニュースによると、その最古の人類、ラミダス猿人は、二足歩行ができ、草原ではなく森で暮らし、木登りもしていたらしい。ひょっとすると、教科書も書き換わるかもしれないそうだ。
復元したラミダス猿人は、身長120センチ、体重50キロ、頭蓋骨がきゃしゃで、犬歯が小さいことから、女性とみられ、「アルディ」という愛称も付けられている。(メスと言わないところが親近感を持てます)
私たちにとって、縄文時代でも大昔なのに、人類の起源にかかわるかもしれないという化石からの復元は、なんだか太古へのロマンを感じさせてくれます。
「アルディ」さんの復元図は
こちらで。