先月は日本航空が経営破たんしました。あんなに光り輝いていた日航が、日本を代表する航空会社が上場廃止されるようになるとは思いもよりませんでした。
そして今度はトヨタ車の不具合が表面化し、アメリカ・ヨーロッパ・中国・中近東そして日本と、リコールか自主改修問題になっています。
トヨタも日本を代表する自動車メーカー、世界的にも1・2を争うような大企業です。
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「これからは、大企業の時代じゃないよ」
どういうシチュエーションでの会話だったかおぼろげですが、連れ合いが発した言葉です。
連れ合いが言った言葉は、私たちが結婚したばかりの頃の会話です。なんたって、高度経済成長の最後の頃の古~いことですが、その言葉だけはよく覚えています。新婚の会話にしては、甘くもなんともないけどね。(笑
その当時は大企業に入れば、定年まで安泰という風潮がありました。「寄らば大樹の陰」ってとこかな。転職というのもまだ少ない時代でした。
ウン十年経って、その言葉は、あながち間違っていなかったようです。
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「いい会社に入る、そのためにいい学校に入る」 今もまだ、これが幸せのレールのように思われているでしょうか。
大企業に就職すればハッピー・安泰という時代ではなくなっているんですね。今就職活動中の若い人たちも、JALやトヨタをはじめ、名の知れた企業のイメージに惑わされないようにしてほしいですね。
ちなみに、そう言ったの覚えてる?って聞いたら、「覚えてない」だって。