定時定点回収とは堅苦しい言葉ですが、わかりやすく言えば「不要ペット回収」システムです。
まだいくつかの自治体でで残っていて、決まった場所・決まった日に、要らなくなった犬・猫を回収車のところまで連れてくれば、無料(有料もあるかも)で引き取ってくれるという、捨てたいと思っている飼い主には、じつに
ありがたい回収方法なんです。まるで、ゴミ回収車です。
散歩と勘違いして、尻尾を振りながら飼い主に連れてこられた犬が、鉄の箱に詰められて保健所に連れて行かれ、翌日には殺処分されてしまうのです。
このシステムを廃止すれば、捨て犬・捨て猫が増えてしまい、地域住民の保健衛生を守れないというのが、実施自治体の考えだろうと思います。
廃品回収じゃあるまいし、自治体としてはしかたなくやっていることだろうけど、一番の問題は飼う側の無責任をなんとかしなければ。システムを廃止しても、どこかに捨てるか、保健所に持ち込むことになるだけですね。