ヒトの知性は6000年前がピークだったかも?という研究をした学者がいます。
米・スタンフォード大学のジェラルド・クラブトリー教授の説によると・・・・・
人類の知性の形成には2千~5千という多数の遺伝子が関係しており、ランダムに起きる変異により、それらの遺伝子は、働きが低下する危険にさらされている。
一瞬の判断の誤りが命取りになる狩猟採集生活を送っていたころは、知性や感情の安定性に優れた人が生き残りやすいという自然選択の結果、人類の知性は高まっていった。
ところが、農耕生活が広がってくると、知性や感情に安定性が欠けても、生死に直結しなくなるので、自然選択が進まなくなるのだという。そして働きの低下した遺伝子が引き継がれて、人間の知性は低下してきているという説なのです。
以上の記事は、朝日新聞デジタル版(11月20日)からの受け売りです。(汗)
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文明の進んだ現代人は、難しい機械を操ったり、宇宙に飛び出したり、原子力を使ったりすごいことができるけれど、狩猟採集生活をしていた大昔の人たちは現代の私たちにはない、ものすごい能力があったんじゃないかといつも思っています。
政治の世界を見ても、知性の劣化はなんとなくわかるような・・・・・