赤しそが出回ってくると、梅干の本漬けをします。
赤しそは塩もみをしてよく絞ってアク抜きをします。それを2回。濃い紫色の汁は捨てて、よく絞ります。
塩漬けしてあった梅に、赤しそを入れると、透明の白梅酢がパーッときれいな赤色に変わります。 色の一瞬の変化は自然のなせる業です。
後は、土用まで梅におとなしく寝ていてもらいます。
最初の赤紫蘇を入れる前の白梅酢も料理に使えるのですが、私は、全部赤梅酢にしてしまいます。
この赤梅酢できれいな漬物が出来ます。去年の赤梅酢でつけた新ショウガ。赤梅酢だけだと塩気が強いので、普通の酢も少し入れます。
色が自然で、きれいな紅しょうがが出来ます。
一語一絵
酢(男性)
ふらんす語 vinaigre ヴィネーグル
すぺいん語 vinagre ビ
ナーグレ
ワインビネガーという言葉があるとおり、、酢はワインや果実酒から造ることが多いんですね。
ワインは、フランス語で vin(ヴァン) 、スペイン語で vino (ビーノ)です。
語源がわかりますね。 言葉って面白い!