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最高裁 2つの判決
法律や裁判のことはまったくわからないので、筋違いのことを書いていたらお許しを。

今朝の新聞に、最高裁判決の記事が2つ出ていて、そのどちらにも同じ裁判官の名前がありました。

同じ第2小法廷の一つは裁判官として、もう一つは裁判長として。

きのうのTVニュースや今朝の新聞(朝日・日経)で、パートナーの死後、凍結精子を使って体外受精した「父子」を親子と認めるかどうか、最高裁が認めないという判決を出したというニュースや記事を見ました。

女性に事情があったとしても、この判決は正しいと思いました。

男性と女性が死亡後も、その精子や卵子が凍結保存で残されるとしたら、精子や卵子が一人歩きするようで怖いなぁと思いました。たった1回限りの命だからかけがえがないのであって、自然に逆らうことは、命の軽視につながるような気がするからです。

もう一つの最高裁判決の記事は高裁の判決を差し戻すというものです。

都立公園を(林試の森公園)拡張するための国の事業計画で、公園脇に国有地があるのに民有地に住む住民に立ち退きを迫ったことについて、住民が国に対して起こした訴訟で、最高裁が、国側勝訴の高裁判決を破棄しました。住民に有利な判決です。

今まで新聞で見ても、裁判長や裁判官の名前なんか気にも留めていませんでした。

でも、これから裁判員制度も始まります。そして選挙のとき裁判官を認めるか否かの投票もしています。(気に入らない裁判官に×をつけるというアレです)

だから、裁判官がどんな仕事をしているか、判決を出しているか、にも目を向けて関心を持たないといけないなと思った朝です。

一語一絵
裁判
ふらんす語        justice         ジュスティス

justiceは、一番目の意味は正義・公正です。
by sakura_nsmr | 2006-09-05 20:52 | 家庭と暮らし
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